トリプタン系薬剤は5種類

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トリプタン系薬剤は5種類

日本では長らくトリプタン系薬剤は4種類でしたが、平成20年にナラトリプタンという成分が認められ、今では5種類となりました。非常に偏頭痛に効果の高いと言われるトリプタン系薬剤ですが、これだけあるとどのように薬を使い分けるのかと思いますよね。

 

実はこれは頭痛の専門医も悩む部分ではあり、本人の頭痛発作の起き方や体質とのマッチングなどを確かめながら見つけて行くしかないと言われています。

 

つまりは、薬はやはりどこまで行っても相性があるということですね。

 

スマトリプタン

イミグランという商品名ですが、これはスマトリプタンという一般名の薬です。

 

これは第一世代と言えるもので、発売された当初はかなり期待された頭痛改善薬でしたが、30%もの人が効き目を感じることが出来ないという無効例があることも事実です。

 

頭痛外来まで行ったのにまったく薬が効かないとがっかりした人もいるかもしれませんね。

 

この薬自体、脂溶性が低いという特徴があり、脳内にうまく入って行きにくいというのが難点でした。それでも70%の人は良い結果を得ているわけですから、優秀な薬の部類です。

 

ゾルミトリプタン、エレトリプタン、リザトリプタン

スマトリプタンの次に出た第二世代がゾルミトリプタン、エレトリプタン、リザトリプタンで、ゾーミックやレルパックス、マクサルトがこの世代です。マクサルトは口の中で溶けて吸収されるために外出時の急な発作に対する頓服薬としてはかなり重宝されるようになりました。

 

水がまったく無くても、唾液だけで数秒で溶けるという驚異的な早さが特徴です。

 

ただし効果を発揮するのは腸内ですから、効き目が早いわけではないので混同しないようにしましょう。レルパックスは効果が長いので、同じ日に何度も頭痛が起きるようなことを防げます。

 

ナラトリプタン

最後に発売されたのがナラトリプタンで、アマージがこれにあたります。
作用時間の長さに注目して作られていて、持続性を求める場合に有効です。