急性期治療と予防治療

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急性期治療と予防治療

日本頭痛学会では、片頭痛(偏頭痛)の治療には2種類あると言われています。

 

まずは発作の起きた時に速やかに鎮めるための急性期治療(頓挫治療)、もう一つが頭痛発作のある無しに関わらず薬を飲むことで発作を起きにくくする予防治療です。

 

基本的には頓服的に治療を行う急性期治療が選択されるのですが、あまりにも発作の回数が多い人、日常生活に大きく弊害が出てしまうような人には、起こった時の急性期治療と予防治療との両方を組み合わせて治療にあたるとされています。

 

ただし、予防治療に関しては効果を発揮するまでの間に1ヶ月も2ヶ月もかかると言いますので、そこは我慢の期間になりそうですね。

 

急性期治療について

私たちが通常行っているように、鎮痛薬などの利用が基本になります。

 

軽度であれば市販薬でも問題ありませんし、うまく効果が現れない場合にはトリプタン系薬剤を利用することでかなりたくさんの人が生活が楽に送れるようになったと言います。

 

なるべく発作の初期に服用するのが正解ですが、予兆を捉えて急いで飲むような切羽詰まった服用をしなくても良いというのはとても助かることですよね。日本では2000年から承認されていますので、それ以前と比べてとても楽になった人がたくさんいます。

 

トリプタン系薬剤でも薬物乱用頭痛がある

一度に過剰摂取をしなくても、トリプタン系薬剤を頻繁に飲むことで薬物乱用頭痛が起きることが報告されています。使用の目安は人によっても差が激しいのですが、1ヶ月のうちに10日を超えないように使うのが多くの専門家が妥当としている線です。それでも発作の回数が多い人はコントロールが難しくなりますので、その場合は予防治療も視野に入れることになります。

 

予防治療について

頭痛の発作が起きる回数を現行の半分以下に抑えるというのが、予防治療の目標となります。
残念ながら発生回数をゼロにするのは難しいようですね。

 

ただし、頭痛が起こっても軽く済んだり、継続する時間を縮められるだけでも大幅に楽になります。
日常生活に対する弊害を最小限に抑えるという治療だと考えれば良いでしょう。